日光山

 日光山は天平神護二年(766年)に勝道上人により開山された。以来、平安時代には空海・円仁ら高僧の来山伝説が伝えられ、鎌倉時代には源頼朝公の寄進などが行われ、関東の一大霊場として栄えた。そのため、江戸時代になると家康公の東照宮や、三代将軍家光公の大猷院廟が建立され、日光山の大本堂である三仏堂とともにその威容に今を伝えている。
(「日光参拝図 より) 世界遺産「日光山」のページ
●●逍遙園●●
逍遙園三仏堂入り口の真向かいにある庭園で、東照宮の拝観券を購入したら勝手についてきたf(^ー^;
池には、いっぱい鯉が泳いでいて、20円で餌も置いてます。
でも・・・・・ガイドさんがあとから言うには、あそこは紅葉の時だけいい!!とのこと。
(笑)。
普段は客が少ないので、必然的に入場券を買わせる仕組みになってるとか言うんです。笑えました(=^0^=)
●●三仏堂●●
三仏堂 日光山の中心のお堂。元は今の東照宮の地にあり、創建は平安朝と伝えます。中世にはもっと大きな建物だったようで、ここを中心に大行事が執り行われたが、徳川家光公が再建して現在の規模になった。外柱の端から端までが約34メートル、日光最大の建造物。現在の場所は日光山の玄関口にあたり、この本堂から日光山巡りが始まる。
 本尊は千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体で、このため三仏堂とも呼ばれます。日光山の主峰男体山【なんたいさん】(父親)・女峰山【にょほうさん】(母親)・太郎山【たろうさん】(子)の本地仏【ほんじぶつ】とされます。台座から光背頂まで7メートル半もあり、山を表すにふさわしい偉容を誇っている。(世界遺産のページより)
 
 団体旅行のガイドさんの話を盗み聞きした(^_^)v何やら数珠の意味や使い方を説明されていましたが・・・・数珠というものは、ほとんどの人が、タンスなどにしまい込んでお葬式や法事の際にだけ持ち出してくるが、本当はお守りなので、いつもカバンなどに入れて身につけているのが正しいそうだ。 で、数珠で拝む時、両手を輪の中に入れるのは死人だそうです。生きている人は右手を輪の中に通して、左手は外から合わせるのが正解。そして、数珠というのは代々受け継がないものなのだそうです。遺体と一緒に燃やすのが正解。数珠の素材には色々な種類があるけど、燃えて無くなるものが良い。燃えない素材や形見として受け継がれると成仏できない。・・・・・ということで、ここのお寺には干支によって種類が違ってる燃える素材(何かの木)の数珠をを販売していて、たいそう売れていた。私も買ってしまいそうになったが買わなかった。ハハ・・・σ(^◇^;) 
●●1000人升敷●●
千人升敷

 東照宮の前の石段。単なる階段ではなく、出陣するときに、すぐに人数を数えられるように、1段に約100人で10段あって1000人を素早く揃えられるように作られた石段。その名も「千人升敷」(だったと思う(^_^;)というそうだ。下の段へ行くほど幅がちょっと広がっていて、下から見ると奥行きがあるように見える遠近法を利用しているとか。

●●五重塔●●
五重塔五重塔
  この五重塔の前に、決められた時間に集合すると、現地のガイドさんの説明を聞きながら回れる(400円)。折角だからガイドさんについて回った。最初十数人で出発。ガイドさんは色んな人種(笑)がいるようでしたが、私が案内を受けたのは武士(?)みたいな扮装をしたおもしろいおじさん!最初から「私の説明はかなり長いです」って言ってた通りかなり長かった(+_+)。でもユーモアいっぱいの説明で、聞いていて面白かったです(*^_^*)。しかし、聞いてると面白くて「あ!これはホームページにのせなくちゃ」って思うことがいっぱいあったんだけど、メモしてないし、すっかり右から左へ・・・・・(;>_<;)ビェェン。なので、この五重塔も”五重”である必要は無い?とかなにやら面白いことも聞いたのですが、わすれてしまいましたm(。−_−。)mス・スイマセーン。

 

●●東照宮●●
東照宮東照宮

  「見ざる・言わざる・聞かざる」のお猿さん。この小屋のような建物の中には、ホンモノの生きてる白馬さんがいました。あぁ・・・実はこの辺りから甥っ子ちゃんとウロウロして、あんまり話聞いてなかったの(x_x)。でも、でもこのお猿さんの話は、前後があって横に続いていて、壁の横側にまでお猿さん達がいたのにはビックリ。
 で、その馬小屋?の前の通り道の地面がこんな感じなんだけど・・・・・この石と石を繋いでいるものは「鉛」だと言ってました。鉛って(?_?)どんなのだったかピンと来ないんですけど・・・σ(^◇^;)
●●陽明門●●
陽明門陽明門
  これが陽明門。で、横の壁はこのように(写真:右)きれいな模様入りですぅ〜。陽明門も、すごい派手な飾りで、段ごとに飾りの動物の表情なども微妙に違っていて見事な造りでした。

 御神輿を入れてある建物。天井まで綺麗な龍の模様入りです〜。
 写真は無いんだけど・・・・陽明門くぐる手前を左の方へそれると薬師堂があります。この建物の中で手を叩いてみると・・・・普通に聞こえるんだけど、天井に描かれた見事な龍の頭の下あたりの位置で手を叩くと、まるで龍が鳴いているかのように音が響き渡る。だから「鳴龍」と呼ばれている。静かで、ひんやりとした中で聴く龍の鳴き声はほんとうに綺麗な音色でした。
杉並木
 東照宮から二荒山神社へ続く道は、こんな杉並木でかなりいい感じ〜(*^_^*)
●●大猷院廟●●
大猷院大猷院廟大猷院廟
 ここは三代将軍家光のお墓。一番右の写真の奥にお墓があるそうですが、一般にはここまでしか公開されてない。
真ん中の写真は唐門。
五重の塔から十数人でスタートしたガイドつき見学コースですが、これは東照宮の中で解散だった。解散時にはなんと数十人の人だかりになっていたσ(^◇^;)おじさんの話が面白かったからだ。最後に「私の話で満足していただけたらお一人400円ずつお願いします〜小さな巾着袋を出して来たので、もちろん人数分支払いました。


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